外来による抗がん剤治療の開始
さて、2010年1月より、ゴールが全く見えない状況での外来による抗がん剤治療が始まりました。
朝家を6時30分ごろ出て、病院に到着が9時前、そこから診察を行い、5FUとアバスチンの投与が始まります。
終わるのはだいたい2時前後。そして家に帰宅するのが4時ぐらいといった感じでしょうか・・・
さらに3か月に一度のCT検査、そして半年に一度の割合でPET検査を行います。
外来の抗がん剤は白血球の数値との戦いです。数値が低ければその日の治療は中止、白血球の値を上げる注射を打ち来週また大学病院へ・・
そんな治療を2週に1度のペースで行く形になっています。
肝臓に転移していたがんの除去
外来での抗がん剤を始めてから約半年。
肝臓に転移していたがんがかなり小さくなってきたため、ラジオ波による手術方法で、肝臓にある癌を取ってしまおうということになりました。
手術日は2010年9月2日
無事成功!!手術している時間は1時間ほど。
さえ箸ぐらいの長さのはりを腹部から肝臓にさし、電流を流し焼くといった形で妻の場合は3回ほど電流を流したそうです。
妻は相当つらかったようです。もう二度としたくない・・・・
なんて言っていました。
手術後一か月ほどしてから抗がん剤の開始。
2週に1度の割合で治療を行うといった元の治療に戻りました。
手術後PETによる検査結果では、
肝臓には何も映っていなかった。
という喜ばしい結果と
今後2年ほどこの治療を行い、何もなかったら
完治
だね
とも言われました。ゴールの見えないマラソン。
やっとゴールが見えた時の妻の顔は今でも忘れることができません。