第94回 抗がん剤治療と婦人科検診
16日の外科診察に続き17日は通常の抗がん剤治療でした。
今回の抗がん剤ではアバスチンはなし。来月の手術に向けての準備となります。
また最近お腹が痛いと言っていたのですが、外科の先生に診察していただいたところ、おそらく婦人科系の問題の可能性があるかもねということだったので、
見てもらったところ、一時的なものですね。
と診断されました。=>もしかして肝臓の転移で??と思っていたので相当安心しました。w
さて今回の内科での検診を受けて、妻がなんとなくですがうれしそうな表情をたくさん見せていました。
子供たちに接するときなど特に・・・・
妻から今回診察を受けた経緯を聞くと
一般的な大腸から肝臓への再々転移の場合、もっと早い段階で再々転移が見つかったり、一か所ではなく複数個所で見つかることが多いそうです。
でも妻の場合
再々転移がないまま現在に至っていること、そして一か所しか転移が見られないこと。これはこれである意味ラッキーみたいな感じみたいです。
そんな話を先生から受けたせいもあるのでしょう。目先が真っ暗だった妻に多少の光が見えたことは間違いないと思います。
僕自身だってあの2009年4月に思ったことが再度よぎったのですがから・・・
「えっこのままいなくなったらどうしよう??」
「子供たちとはどういう風に接すれば??」
「どうやって子供たちを安心させてあげることができるの???」
などなど頭の中でぐるぐる回っていました。
しかし外科の先生、内科の先生と話をしていくうちにマイナスな思考がある程度払しょくされているような気がします。
さて術後ですが、約4週間後ぐらいから、泊りでの抗がん剤治療が始まるそうです。
再度オキザリプラチンの投入ですね。5FUはそのまま続けて、アバスチンはなしで行くとのことでした。
また詳細が決まれば抗がん剤の治療について詳しく書いていきたいと思います。
そうそう分子標的薬の検査結果が出ました。
妻の場合はあまり効果がないとの判断でした。
しかし効果がない判断の中にも「○」「×」があり、その検査では「○」だったようです。なので経過を見ながら投入することも考えていこうという結果になったそうです。
コメント
- トラックバックは利用できません。
- コメント (4)
手術頑張ってください。
私の場合は、9時間かかり約半分を切除してもらいました。
当初は腫瘍が大きすぎるのと分散していて手術不能だったのですが
抗がん剤が効いたのと内科と外科の主治医の連携がとても
良かったようで、とにかく切除しようという方向に進んで
くれました。
手術後、内科の主治医が部屋まで来てくれて握手してくれたのが
とても嬉しかったです。
またその後の話し合いで、私の場合は抗がん剤は中断して
再発するかを観察することになりました。
もう一度は切除出来るからと言ってますが、非常にレアなケースらしく
正直わからないようです。
まあ良い方に進んだのでラッキーと思ってますが!
無責任には言えませんが、大丈夫ですよ!
ありがとうございます。
約半分も切除されたんですね。妻の場合も同じ感じになりそうです。
術中に肝臓を直接エコーみたいなのでチェックしてくれ、ほかに転移があれば切除します
と言ってくれたのは非常にありがたかったです。
これで撲滅してくれればいいのですが、、、
孫星さんのように抗がん剤無しで!!ってなれば本当によいですね。
本当にありがとうございます。同じ境遇の経験者のかたからいただく言葉は本当に勇気づけられます。
肝臓自体は半分とっても大丈夫ですよ。
手術自体は九時間かかりました。
さすがに即回復とはなりませんが、充分耐えれます。
手術後も特に痛みも無く、半年後からアルコールも許可に
なりました。
私の場合は再発は60%と聞いてますが、とりあえず半年は大丈夫でした。
まずはゆっくりと向かいましょう
ありがとうございます。
そうですね。ゆっくりと向き合うことにいたします。